【3DS改造】CFW導入の方法
CFWとは!
Custom firmware(カスタムフォームウェア)の略称です。3DSなどの家庭用ゲーム機は通常、任天堂などのゲーム発売会社が許可したソフトウェアのみ起動することのみが可能な状態であり、いろいろ制限がある状態ですが、CFWを導入することでその制限を無くすことができます。
例えるのであれば、改造されていない状態の3DSが親の許可制、CFWを導入した3DSは親の許可を通さず好き放題できる状態です。
当然ゲーム会社はユーザーが好き勝手やらないように対策していますので、正攻法での導入は無理です。導入するにあたっては3DSのシステム脆弱性を突いてハックする必要があります。
導入は大変ですが、これを導入することによって本来入れることができないソフトを入れることができたり、チートを使えたりします。とある手段をとることでマジコン不要でDSソフトのバックアップを取れたりもします。
導入する際の注意点
- リスクは最小限に抑えられるように工夫されていますが、完全なものではありません。また、ファイルの配置が正しくないと想定外の動作をすることがあることに注意してください。
- SDカードのデータが吹っ飛ぶ可能性は結構あるのでバックアップを取ることをお勧めします。
- 3DSで使えないSDカードもあることに注意してください。
- 中古の3DSを購入した場合、CFWが導入してあることがあります。一度電源を切ってセレクトボタンを押したまま電源を入れてメニューが表示された場合はすでに導入してあることを意味します。
導入の手順
バージョンごとにやることは変わってきます。設定の画面から3DSのバージョンを確認してください。(すべてのバージョンで入れる方法もありますが、手順が増えてくるのでバージョンごとに解説します)
11.15.0(最新バージョン)の手順
e-storeよりポケモンピクロスをダウンロードします(ソフトは無料です)
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3DSの電源がついている場合は電源を消してください
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3DSで使用している / 使用する予定のSDカードをPCに挿入します(PCがない場合はネカフェを使うかスマホでやりくりしてください)
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SDカード内にある「Nintendo 3DS」フォルダに移動します
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フォルダ内に32文字の長い名前のファイルがありますので、そのファイルの名前をコピーします(複数ある場合はBKUP_ Nintendo_3DSという名前に変更し、3DSに再び差し込み起動した後電源を消し、再びPCに差し込んだ上でNintendo 3DSフォルダ内の32文字のファイルの名前をコピーします。コピーし終わったら削除し、 BKUP_ Nintendo_3DSを元のファイル名に戻します)
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「ドキュメント」の中に新しいフォルダーを作成し、「新しいフォルダー」を先ほどコピーした32文字のフォルダーの名前に変えます(先ほどコピーした文字列をペーストします。手打ちは控えてください)。
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そのまま3DSの電源を入れ、フレンドリストを開きます(Miiを作成していない場合作ってください)
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フレンドコードの項目を見つけ、自分のフレンドコードを把握します。
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PCにてこのサイトを開き、「Your friend code」のところに自分のフレンドコードを、「Your ID0 (how to get)」のところには先ほどコピーした32文字のフォルダー名を入力します(間違えないように手入力はできるだけせず、できるだけコピペします)
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問題なければ「Go」ボタンを選択します。
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しばらくすると赤いボックスにBOTのフレンドコードが表示されるので3DSの画面からフレンド登録する。
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BOTにフレンド承認されたらwebサイトの画面に「Waiting…」と文字があるバーが表示されるのでしばらく待ちます(30分くらいかかることあります)
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「Download movable.sed」をクリックして「movable.sed」をダウンロードします。
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こちらよりこの後の項目で必要となるファイル一式をダウンロードします。
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「3dxhax2.zip」というファイルがダウンロードされるはずなので、そのファイルを展開(解凍?)します。展開はWin10・11の場合右クリックからの「すべて展開」の項目で実行できます。
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「3dshax2」のフォルダーを開き、中にあるzipファイルをすべて展開します(展開場所は 「3dshax2」 の中にすることを推奨します。残ったzipファイルは不要なので削除します。 )
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「3dshax2」 の中にある「otherapp.bin」というファイルをSDカードのルート「トップ画面・ホーム」に置きます。
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「3dshax2」 の中に「Luma3DSv10.2.1」というフォルダーがあり、その中に「boot.firm」と「boot.3dsx」というファイルがありますので、それらのファイルをSDカードのルートに置きます。
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「3dshax2」 の中に「SafeB9SInstaller-20170605-122940」というフォルダーがあり、その中に「SafeB9SInstaller.bin」というファイルがありますので、SafeB9SInstaller.binのみファイルをSDカードのルートに置きます。
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SDカードのルートに「boot9strap」という名前のフォルダーを作成します。
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「3dshax2」 の中に「boot9strap-1.3」というフォルダーがあり、その中に 「boot9strap.firm」と 「boot9strap.firm.sha」というファイルがありますので、先ほどSDカードのルートに作成した「boot9strap」というフォルダーの中にそれらをぶち込みます。
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PCでPicHaxx Injectorというwebサイトを開きます。
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ファイル選択のボタンをクリックし、先ほどフレンドコードとかを入力したサイトでDLした「movable.sed」を選択した後、「Build and Download」をクリックします。
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プロセスが完了するのを待ちます。完了したら「000001.sav」をダウンロードします。
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ダウンロードが完了したらSD内「Nintendo 3DS」→「32文字の長いファイル」→「32文字の長いファイル」→「title」→「00040000」→「0017c100」→「data」に移動します。
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「data」フォルダー内に「000001.sav」を置きます。既にsavファイルがある場合は上書きします(ピクロスのセーブデータは消えますので再び遊びたい方はバックアップとってください)。
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SDカードを3DSに挿入します。
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ポケモンピクロスを起動します。ポケモンピクロスが通常に始まらなかった場合成功です。
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すべての安全チェックが終わり、プロンプトが表示されたら トップ画面に表示されているキーを順番に入力します。完了したらAボタンを押して再起動します。
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再起動したらLuma3DS設定メニューが表示されるはずなので、Aボタンとパッドを使って、「Show NAND or user string in System Settings」をオンにします。マークがついたらオンになっているのでスタートボタンを押して保存し、再び再起動します(黒い画面になって何も表示されない場合はboot.firmをSDカードからいったん削除し、再びPCにDLした後SDカードに入れ、3DSを起動してください)
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これで本体そのものの改造は済んでいるので、ソフトやプラグインを入れてください。入れ方はGoogle検索をすれば出てきますのでご覧ください。
FBLを導入する方法についてはこちらが分かりやすいです。(消してしまった際の対処法とありますが、最初から入ってないって事態にも対応可能です。)
ver1.0.0~11.3.0の手順
※PC操作に慣れている方は必要なファイルを一式詰め合わせたものをリダウンロードすることで、「○○のサイトにアクセスしてダウンロードする」といった手順をスキップすることができます(10分くらい時短できます)。(ただし、SoundHaxは3DSの種類によってダウンロードするファイルが変わってくるので公式ファイルからダウンロードしてください。)
3DSの電源がついている場合は電源を消してください
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3DSで使用している / 使用する予定のSDカードをPCに挿入します(PCがない場合はネカフェを使うかスマホでやりくりしてください)
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SoundHaxにアクセスし、使用している3DSに当てはまる地域(日本=JPN)、機種、フレームウェアのバージョンを選択し「DOWNLOAD M4A」をクリックし、MP4Aファイルをダウンロードします
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ダウンロードしたMP4AファイルをSDカードのルート(SDカード内のトップ画面)に置きます。後でごちゃごちゃになってわからなくなるって人はPCに残ったMP4Aファイルを削除しましょう。
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Universal-otherappの配布ページにアクセスし、「otherapp.bin」をクリックしてダウンロードします。
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ダウンロードした 「otherapp.bin」 を SDカードのルート( SDカード内のトップ画面)に置きます。後でごちゃごちゃになってわからなくなるって人はPCに残ったMP4Aファイルを削除しましょう。
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Kuma3DSの配布ページにアクセスし、「luma3dsv10.2.1.zip」をクリックしてダウンロードします。
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ダウンロードしたzipファイルを展開(解凍?)します。展開はWin10・11の場合右クリックからの「すべて展開」の項目で実行できます。
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展開したフォルダーの中に「boot.firm」と「boot.3dsx」のファイルがありますので、それらのファイルをSDカードのルートに置きます。 後でごちゃごちゃになってわからなくなるって人はPCに残った使用済ファイルを削除しましょう。
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SafeB9SInstallerの配布ページに移動し、「safeb9sinstaller-20170605-122940.zip」をクリックしてダウンロードします。
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ダウンロードしたzipファイルを展開(解凍?)します。展開はWin10・11の場合右クリックからの「すべて展開」の項目で実行できます。
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「SafeB9SInstaller.bin」をSDカードのルートに置きます。 後でごちゃごちゃになってわからなくなるって人はPCに残った使用済ファイルを削除しましょう。
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boot9strapをダウンロードします。(リンクをクリックするとダウンロードが始まります)
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ダウンロードしたzipファイルを展開(解凍?)します。展開はWin10・11の場合右クリックからの「すべて展開」の項目で実行できます。
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SDカードのルートに「boot9strap」という名前のフォルダーを作成します
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展開したフォルダーの中に、「boot9strap.firm」と 「boot9strap.firm.sha」というファイルがありますので、先ほどSDカードのルートに作成した「boot9strap」というフォルダーの中にそれらをぶち込みます。
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SDカードをPCから抜き、3DSに入れ、起動します。
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「ニンテンドー3DSサウンド」を開きます。初めて開く方は鳥のチュートリアルをすべて読んだうえでソフトをいったん終了し、再び開きます。
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SDカードの項目に移動し、その中に「<3 nedwill 2016」というものがありますので、それを再生します。再生を何度も試みてください。フリーズした場合は強制的に電源を切り、再起動した後再生を試みてください。
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ゲーム機のシステムバージョンが9.4.0、9.5.0、または9.6.0の場合は、DLするものが追加されます。こちらにて詳しく解説されておりますのでご覧ください(英語ですので分からない方はGoogle翻訳)を通してください。後日改めてかもめ通信で手順を解説していこうと思います。
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この操作が成功すると、SafeB9SInstaller が起動します。
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コマンドプロンプトみたいなものが表示されたら、トップ画面に表示されているキーを順番に入力します。完了したらAボタンを押して再起動します。
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再起動したらLuma3DS設定メニューが表示されるはずなので、Aボタンとパッドを使って、「Show NAND or user string in System Settings」をオンにします。マークがついたらオンになっているのでスタートボタンを押して保存し、再び再起動します(黒い画面になって何も表示されない場合はboot.firmをSDカードからいったん削除し、再びPCにDLした後SDカードに入れ、3DSを起動してください)
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これで本体そのものの改造は済んでいるので、FBIなど必要なソフトを入れてください。入れ方はGoogle検索をすれば出てきますのでご覧ください。
FBLを導入する方法についてはこちらが分かりやすいです。(消してしまった際の対処法とありますが、最初から入ってないって事態にも対応可能です。)